プロフィール

maru1カイロプラクティックに出会うまで

私は、大学と大学院で臨床心理学を学んでいました。それは、こころのケアの専門家として臨床心理士になりたいと思っていたからです。当時、水島恵一先生、岡堂哲雄先生、今野義孝先生、岡村達也先生など心理学の世界では著名な先生方が在籍されていた文教大学を選び、心理学を学びました。ありがたいご縁で、私は大学在籍時より子どもとかかわる施設で働く機会がありました。そちらで働くにつれ、「少しでもこの子たちのお役に立ちたい」という思いが強くなっていきました。より実践的なことを学び、臨床家として成長できることを期待し、猛勉強の末大学院に進学しました。しかし、そこは私が思い描いていたものとは違っていました。私は途方に暮れ、不規則な生活もあいまって心身ともに体調を崩してしまいました。私は、大学院を中退し、絶望と不安と向き合いながら、自分を取り戻そうと必死になりました。

そのときに、カイロプラクティックに出会いました。

背骨を整え神経系のバランスが整っていくにつれ、感情も解放され、徐々に私は健康を取り戻しました。奇しくも自分が学んできたことも、このときに活かされました。そして、強く感じました。

「これが私がやりたかったことだ。」と。

私は健康を取り戻して、すぐにカイロプラクティックの道を選んだわけではありませんでした。

私は、密にこころとからだのケアをしたいと思い、療養型病院での介護の仕事をしました。人生の残り少ない時間を安らかに過ごすお手伝いをする仕事は、今でも私のかけがえのない経験となっています。自分の今後の人生を考えるいい期間でもありました。スタッフや患者さんに大きな自信をつけさせてもらいました。

そうしていくうちに、カイロプラクティックへの思いが捨てきれない自分に気づき、また大きく人生の舵を切ることを決意しました。

 

maru1カイロプラクターになり、今おもうこと

こころとからだはつながっています。

私たちのこころは、身体に入ってくる刺激に大きく影響を受けます。身体がつらいときは、気持ちも前向きになりづらいのは誰しも経験されることだと思います。カイロプラクティックは背骨のバランスを整えることで、神経系を働きやすくし、身体が働きやすい状況をつくるお手伝いができます。そうして身体がラクになり、感じ方が変わっていくと気持ちもラクになっていきやすいです。

もちろん生きるという営みやこころはそんなに単純なものではありません。ただこのようなシンプルな理屈は根源的でパワフルなものだと感じています。

 

私がカイロプラクティックが好きなところは、治療そのものは手で身体のバランスを整えていくところです。なるべく自然な形で、健康を取り戻すあるいは向上していくお手伝いができるのが私のこの仕事のやりがいです。

産科医からのご紹介で、妊娠期間中の腰痛、背中の痛みでご来院される方が多いのが当院の特徴です。薬を使わずに症状の改善ができ、お産の準備のお手伝いができるのは幸せなことです。お産に向かっていくにつれて、お腹の中の赤ちゃんが大きくなり、お母さん方の身体も万全に整っていく様子は、まるで大会を目前にしたアスリートのようでいつも感動します。お産を無事に終え、当院に赤ちゃんとともにお立ち寄りになられるときが、この仕事を選んでよかったとつくづく思う瞬間です。

整形外科医からのご紹介で、症状がきびしく、薬で痛みをコントロールしながら、整形外科医と協力しながら並行してカイロプラクティック治療をしていくこともあります。 症状が改善していき、健康と自信を取り戻し、やりたかったことができるようになったときの笑顔が、私の原動力です。

もともとの持病がきびしく100%の改善がきびしい場合もあります。それでも、カイロプラクティック治療が適さない場合を除き、クライアントの方と二人三脚で治療に取り組んでいくと、大きく改善していくことも経験してきました。

 

このような経緯でカイロプラクターとなり、たくさんのあらゆる年代の方々をみさせて頂いて思うことは、身体を変えていくのに、いつからでも早すぎることはないですし、遅すぎることはないということです。

 

一緒にやっていくと、身体は変わっていきます。

身体に痛みがないとカイロプラクティックは受けてはいけないというものではありません。

自然なかたちで健康をサポートできるのがカイロプラクティックのよさです。

 

一度しかない人生を健やかに謳歌するのに、どうぞ気軽にお役立てください。

sp

 

sp