みなさんの声 カイロプラクティック科-5

股関節の痛み (男性、30代、会社員)

治療内容:カイロプラクティック

初回来院: 2005年1月(男性、30代、会社員)

受信: 2005年2月

年末からマラソンを始めました。 毎日10kmという急激な走りこみの結果、正月早々に足の付け根を傷めてしまいました。 自然治癒するだろうとたかをくくっていました。 が、痛みは増すばかり。 足を引きずっているのが日常になり、フルマラソンへの夢どころか、日常生活が脅かされるほど悪化してしまいました。 マラソンのトレーナー(同じマンションの住人)に針治療を勧められすぐにでも行こうかと思ったのですが、あいにく祝日でどこも休み。 妻に「今日はあきらめて明日にしな。 どうせ行くならカイロプラクティックがいいよ。」と勧められ、その効果に関しては半信半疑のまま通い始めることに・・・ 本気で体を治したかったので、半ばだまされたと思いながら真剣に治療に取り組みました。

 

一回目の治療

足を曲げたり伸ばしたり。 足がずれたり合わさったり。 カイロプラクティックの「力」の字も知らない僕は、何がなんだか分からない。 先生との会話でこと細かくこの状況にいたるまでの経緯を話す。 整体のようなボキボキはなく、カチカチと体のあちこちを軽く刺激するだけ。 神経の調整をしていることだけはわかった。 強い刺激がない分、効果のほどを疑問に思う。

診断の直後は足が楽になったのだけれど、診療を終え外に出ると相変わらず足を引きずっていた。 いいようなそうでもないような・・・。

 

一日置いて診療二日目

前回と同様の治療。 足の痛みの原因はマラソンではなく、常日頃の会社でのデスクワークの姿勢にあることを指摘される。 会社に戻り早速模様替え。 立って仕事なんて今までは考えもしなかったが、信じてやってみることに。 立ちながら足を曲げたり伸ばしたり。 すると痛みが昨日よりも格段と和らいできた。 歩くのが楽しくなってくる。 翌朝爽快な目覚め。 あれ? 足が軽くなっている。 昨日まではまだ少し引きずっていた足も快調。 同時にいつも見ていた景色がキラキラと輝き、エネルギーに満ち溢れたものに見えてきた。 電車の中にいる人を見ているだけでも楽しくなってしまう。

 

3回目の治療

先生に立っている仕事姿の写真をみてもらう。 仕事場を立ち姿に変えたことで、体調が肉体的にも精神的にも快調であることを喜んで伝えた。 自分のオーラが良性のものになっているのを感じる。 溢れ出てくるエネルギー。 止まらない。 どこにこんな力が溜まっていたのか不思議に思う。

仕事場で改善すべき所を指摘してもらい、少しずつ仕事をするストレスを解きほぐしていく。 例えばパソコンの上にある本棚をどけるとか、視界に緑や家族写真を置くなど。 ひとつひとつ改善していくこと(=ストレスをなくすこと)で本来の調子を取り戻していた。 カイロの意味を自分で体感し理解することが出来た。

今まで自分の中からうまく吐き出せなかったエネルギーが堰を切ったように出てくる。

「魂」がゆっくりと熱く燃えているのを感じる。 うっすらと胸に汗をかいてしまうほどだ。 手の平からもエネルギーが湧き出て汗を滲ませている。 今まで押し殺してきた感情が全て開ききってしまい、涙もろくなりました。 涙を流すとまた新しい自分も見えてきました。

自分が張っていたバリアがとれ、身も心もまるはだかになった気分です。 今まで薄い擦りガラス越しの関係だった友人たちと、心の底から友人になることができた。

「どこにそんな表情隠していたの?」と言われるほどです。

何よりも自分の家族と過ごしていて、子供たちとの距離が近くなり本当の意味で寄り添うことが出来るようになったことは嬉しいことでした。 全面的に信頼されていることを感じ、子供の目線で一緒になって遊んだりすることが素直にそして自然にできるようになりました。

カイロを通して足の治療だけでなく自分自身を取り戻すことが出来ました。

これから先どんな試練も楽しんでいけるような本来の自分に戻れたことを、心から感謝するばかりです。

将来的な不安、仕事のストレス、いろんなものを抱えていました。 まわりを取り巻く状況は今までとさほど変わらないと思います。 しかし、状況の見え方が変わり人生そのものを楽しんでいける力を手にしました。

治療をはじめて一週間後に早朝マラソンを再開。 一ヵ月後、青梅マラソン30kmを2時間36分という好記録で完走。 フルマラソンへの調整は日々続いています。

 

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