2020月12月~1月のメッセージ

6歳の息子の絵、一生懸命描いたせいか紙が少しクシャクシャです 。

 当院では二カ月に一度、ご来院された方々でご希望された方にハガキを送らせて頂いておりました。そのハガキには写真や絵などを添えて送るのが常ですが、先日息子が描いた虹の絵を載せたいと考え、息子に頼みました。出来上がったものは、ご覧の通り自分が今好きなものがたくさん描かれた、とてもハッピーな絵でした。私は、その絵を見て親馬鹿ながら自由で素敵だなと思い安心しました。

 この一年、新型コロナウイルスの感染拡大で世界中で多くの方が苦しみ、お亡くなりになりました。そして、今なお新しい生活様式で暮らしていく必要がある状況です。

 フィジカルディスタンス、人と人との間があるからこそ、人とのご縁は虹色のような色彩を帯びるように思います。そして、このような状況下だからこそ触れ合うことのあたたかさや安心をより一層感じるようになった方は多いのではないでしょうか。

 私は人のお身体に触れる仕事しており、お身体に触れることで、その方の実際のお身体の状況を把握していきます。

身体は嘘をつきません。

 その方がどのように生活を送ってこられたか、お身体と向き合ってこられたか、如実に語りかけてくれます。お身体の声に寄り添いながら施術していき、緊張が弛み、お身体に活力が戻ってくる様子は、私自身が心から安心する瞬間です。施術を重ねるごとにますます活力に満ちていく姿をみると、沢山の勇気を頂きます。

 この未曾有の状況で、沢山のご縁を頂き、皆様のご健康の維持・向上にお役立て頂きましたこと、心から感謝申し上げます。

 私は、これからも息子のように大好きな物を大切にしながら、虹色に輝く未来へと皆様とたくましく歩みを進めてゆきたいと思います。

皆様、どうぞよい年末年始をお迎え下さい。
                   山田広志